こぐろぐ。

アラサーリーマンの日常

嫁姑問題について。

結婚するということは、相手の家族とも家族になるということ。

相手の親と上手くいっていない、という家庭は多いんじゃないだろうか。

今回は我が家の嫁姑問題についての話だ。

結論から言うと、僕の母親と嫁は今のところはある程度上手くいっている、と思っている。

勿論、嫁はそれなりに気を使ってくれているのだと思うのだけれど。

どちらかと言うと、僕の母は厳しい人間ではないし、フレンドリーな人だ。

いや、フレンドリーが過ぎる母親だ。

そしてかなり「天然」。

 

あ、話それますが、この前Netflixで「JIMMY」を見て知ったんだけど人に対する「天然」って言葉はジミー大西から始まったらしいですよ、知ってた?

 

話を戻す。

うちの母親はかなり天然だ。

(嫁曰く僕にも遺伝しているらしいが、自覚はない)

天然×フレンドリーというケミストリーにより、何が生まれるか。

 

それは「ナチュラルに失礼な人」なんです。

 

結婚してから、やたらと母が嫁へプレゼントをあげる。

まぁ男兄弟だったからよっぽど娘ができたようで嬉しいんだろうなと思う。

毎回、嫁も空気を読み、ある程度喜んだフリをしている。

そんな嫁を「これ絶対いらないだろうな」と側から見てると面白い。

 

ある日の出来事、誕生日だかなんだかで母からネックレスがプレゼントされる。

「自分では買わないけど、あったら付けなくはないレベル」と、思ってるな。

と横で推測する僕。

そこはやはり空気の読める嫁、定番の喜びの儀へシフト。

ネックレスを付け、「どう?」と僕に振る嫁。

あまり褒めても母を助長するだけなので、「まあ、良いんじゃない」と僕。

母もそれなりに満たされた感じでその日は終わった。

 

後日。

母から嫁へLINE。

「この前のネックレスはどうですか?A子ちゃんにはあげにくいけど、嫁子ちゃんにはあげやすいし、喜んでくれるので私も嬉しいです。」

 

話を整理しよう。

唐突に登場したちゃったけど、このA子ちゃんは僕の弟の嫁だ。

で、このA子ちゃん、今でこそ弟の仕事の事情で専業主婦やってるけど、アパレルでバリバリに働いていたシャレっ子。

いつ会っても今時のファッション。

なにより神戸出身だ。

それはそれは結婚式も派手でおしゃれだったな〜。

 

一方、嫁子。

職業:公務員

出身:圧倒的山陰地方

備考:呼ぶ友達も居ないので結婚式は親族のみ

 

つまるところ。

うちの母親は圧倒的おしゃれ魔女であるA子にはビビってプレゼントを渡せない。

だってA子ちゃんおしゃれ魔女なんだもん。

ラブ&ベリーだからこだわり強いだろうし、気に入って貰えなかったらショックだもん。

 

でも!

嫁子ちゃんなら大丈夫!

だって嫁子ちゃんはこの前まで泥団子で遊んでたような子だもん!

(勝手なイメージを推測)

私のセンスでも嫁子ちゃんには通用するわ!

だってほら、嫁子ちゃん今日も茶色の服着てるもん!

 

という気持ち。

本来なら完全に自分の中で消化すべき気持ちを、相手に伝えてしまうのである。

なぜなら彼女は天然だから。

そして何よりやっかいなのが、そこには本当に1ミリも悪意はないところ。

彼女はただ純粋な気持ちでネックレスの感想を聞きたかっただけなのだ。

 

いくら母親に似てると言われても、自分はここまでデリカシーのない人間ではないと思っていたが、昔こんなことがあったの思い出した。

 

初めて上司の家を見た時、

「うわー!古民家カフェみたいっすね!」

 

やってる!やってる!