どうも、こぐれ(@kogure1004)です。
これまで敷金の返金についてや原状回復のガイドラインについてざっくりと説明してきました。
今回はいざ部屋を退去するとなった時に気をつけてもらいたい「部屋の清掃」について説明します。
過去の記事はコチラ
↑清掃不足はこの回で説明している区分Cの善管注意義務違反とみなされる可能性があります。
部屋の清掃について
意外かもしれませんが、個人的には最重要項目だと思ってます、これ。
契約内容によっては退去時に一定額のクリーニング費用を支払うという特約がついていることも多々あります。
申し訳なですが、この特約がついている場合は諦めてもらった方が良いです。
だって、それを承知で契約してしまっているので。
次回からはそういった特約を外してもらうよう交渉してみて下さい。
(逆にこの特約付いてたら僕だったら一切掃除しません笑)
特約が付いていない場合はこれからお伝えすることを実施してみてください。
退去時の請求金額が変わるかもしれません。
気をつけたい項目
①キッチン換気扇の油汚れ
→日常的に清掃されていないと善管注意義務違反と判断されがちです
②洗面所・お風呂など水回りの排水口にの髪が詰まっている
→同上
③同じく水回りに水垢が付いている
→同上
この3つの項目は対応しておいて損はないかと思います。
その他の掃き掃除や拭き掃除は印象の悪くない程度に常識の範囲内で実施してもらえれば問題ないかと思います。
・ホコリや髪の毛の掃除
・何かをこぼした後の拭き掃除(取れないシミになってたらアウト笑)
ルームクリーニング費用について
僕の経験談ですが、参考として単身用アパートで間取りが1Kだとすると大体30,000円(税別)が相場かなぁと思います。
部屋が1つ増える毎に+10,000円くらいと考えておいた方が良いです。
ちなみにこのルームクリーニング費用ですが、請求される場合は一式として見積られるケースが殆どです。
物入りな引越時期には痛い出費だと思います。
一式に含まれる内訳は
・掃き掃除、拭き掃除(床)
・美装(ワックス掛け、もちろん床)
・油汚れ清掃(キッチン)
・水垢清掃(水周り)
・排水周りの清掃
などがあげられます。
しかしガイドラインに則ると美装なんて貸主の負担なのです。
貸主に曖昧にされて請求されているだけということですね。
借主の清掃が不足しているという事実を作らないことが重要です。
まとめ
退去前に下記内容を対応することでクリーニング費用の請求を避けられる可能性が高い。
・掃き掃除、拭き掃除(床)
・油汚れ清掃(キッチン)
・水垢清掃(水周り)
・排水周りの清掃
決して難しいことではありません。
清掃時間とお金どちらを優先するかによります。
自分で汚した箇所は清掃するだなんて当たり前のことの様に感じますが、引っ越し前って忙しくて意外にできてない人が多いです。
あまりにも汚れた部屋を見ると大家さん(又は管理会社)もルームクリーニング費用くらい出してよという気持ちになってしまうのも無理はないですよね。
当たり前の清掃をすることで借りた側は敷金の返金、貸した側も綺麗に使ってくれありがとうと、win-winの関係を築けてお互いが気持ちよく退去することができます。
これから賃貸物件を退去する方には是非今回の掃除内容を実施してみて下さい。
今回はここまで。
僕から以上!
あったかくして寝ろよ〜